民泊ビジネスと今後の展望

2021年08月24日

新型コロナウイルス感染症の影響で、沖縄の観光客はコロナ前に比べて大幅に減っています。
しかし、それは裏を返せば、「コロナが終わればもとの高水準に戻る」ということでもあります。

沖縄は地価の上昇率が全国一となるなど人気が高く、多くの民泊業者が参入しています。そのため、新規で民泊ビジネスに参入することは難しく、二の足を踏んでいたという人も多いのではないでしょうか。コロナの影響で沖縄の地価の上昇率は落ち着いてきています。今なら、無理をすることなく開業することが可能となっているのです。

そう考えると、むしろ観光業が落ち込んでいる今こそが、民泊ビジネスを始める絶好のチャンスと言えるのではないでしょうか。
アフターコロナに向けて、このビジネスチャンスを逃すことなく、民泊経営にチャレンジしてみませんか?

目次

沖縄は圧倒的なブランド力を誇るアジア屈指のリゾート

【自然、歴史、アクティビティ】家族、修学旅行で不動の人気

豊かな自然と歴史に恵まれた沖縄は、数ある日本の観光地の中でも、極めて人気の高い観光スポットです。
日本のリゾート地として圧倒的な人気を誇り、家族や友人同士で、また恋人同士で、何度でも訪れたくなる場所でもあります。

エメラルドグリーンの海を眺めながら、時間を忘れてゆったりとした時を過ごし、マリンスポーツと豊かな食を楽しむ。そんな心の贅沢を楽しめる場所は、日本では沖縄をおいて他にないでしょう。

また、沖縄は学生の修学旅行先としても、人気の高い地域です。
美しい海でのアクティビティはもちろんのこと、洞窟探検や歴史探求、戦争講話、島の人々や南国植物との触れ合いなど、沖縄は子どもたちの生きる力や考える力を育てる”学びの宝庫”と言えます。

老若男女を問わず誰にでも人気があり、しかもリピーターが絶えない点は、沖縄で民泊を経営する上で何よりの強みと言えるでしょう。

アジアの富裕層が注目する高級ホテルが続々オープン

沖縄にいま、国内外の高級ホテルが続々とオープンしているのを、ご存知でしょうか?

落ち着いたプライベート空間と、窓から臨む絵画のような海の風景。
すべてにおいてワンランク上の高級リゾートホテルが、2020年からは開業ラッシュとなっています。
2022年以降に建設を予定しているホテルも数多くあり、いかに沖縄が魅力的な観光スポットであるかがわかります。

実際のところ、トリップアドバイザーが発表した「口コミで選ぶ、人気急上昇中の観光都市2018」では、沖縄県の石垣島が堂々の世界1位に選ばれました。

沖縄の観光地としての人気は高まる一方で、そんな沖縄に対して、いま日本人だけでなく、アジアの富裕層も注目をしています。

このように、沖縄はいま、アジアを代表するリゾート地に成長しようとしているのです。
国内外で圧倒的なブランド力を持つ沖縄で、民泊を開業することは、さまざまな意味でメリットが大きいと言えるでしょう。

コロナによる観光客の減少を心配する人もいるかもしれませんが、多くの人々はすでにもう、自粛続きの毎日に疲れ切っています。
今まで気軽に旅行に出かけていたのに、それがまったくできなくなったため、アフターコロナにどっと旅行に繰り出す可能性は高いと考えられます。

また、コロナ終息後もしばらくは海外に行きづらい状況が続くと思われ、アフターコロナの旅行先に沖縄が選ばれる可能性も、かなり高いでしょう。

高騰地価が一服した今が狙い目

では、沖縄の地価は、いまどのようになっているのでしょうか?
グラフを見ていただけるとわかりますが、近年の沖縄人気に伴って、2010年以降沖縄の地価は高騰を続けていました。

ところが、コロナによってその上昇は陰りを見せ始め、2021年の地価平均変動率はかなり低くなっています。

コロナがなければ、このまま上昇し続けた可能性が高いことを考えると、地価が落ち着いている今は、民泊経営を始める絶好のチャンスと言えるのではないでしょうか。

「でも、そんなに人気の高い沖縄なら、すでに民泊も数多くできているのでは?」と思うかもしれませんが、実はそうではありません。

2018年6月に住宅宿泊事業法(民泊新法)が施工されたことによって、沖縄では多くの民泊が、一斉に廃業してしまいました。
それまで届出を行えば簡単に開業できた民泊が、一定基準を満たさないと営業できなくなったからです。

民泊の基準はかなり厳しかったため、その条件を満たさない民泊が次々と廃業し、沖縄への観光客は増えたものの、民泊自体は減ってしまうという事態になったのです。
さらに、このコロナ禍で民泊経営を断念した人もいて、さらに民泊は不足した状態となってしまいました。

このままでは、アフターコロナになったときに、沖縄の民泊供給が観光客の需要に追い付かなくなる可能性もあります。
そういう意味でも、いま沖縄で民泊を開業することは、経営者にとって大きなビジネスチャンスと考えていいでしょう。

閑散期には注目のワーケーション

沖縄は夏の観光地というイメージがありますが、実際には気候的に過ごしやすい春や秋も観光客が多く、12月にはイルミネーションを見に訪れる観光客もいるなど、年間を通して楽しめる観光スポットです。

とはいえ、1月の連休明けや6月の梅雨の時期など、閑散期がないわけではありません。
そんなときには、いったいどうしたらいいのでしょうか?

民泊の料金を安くして集客するという方法もありますが、まったく視点を変えて、「ワーケーション」の場として活用することもできます。

ワーケーションとは、ワーク(労働)とバケーション(休暇)を組み合わせた新しい働き方のことで、コロナ禍で一躍注目を集めました。
都会の喧騒を離れて、自然の中で働く場所として、沖縄はまさに最適です。

また、コロナ禍で観光客が少ない今の時期も、ワーケーションの需要を取り込むことによって、安定的に経営することができるでしょう。

このように、民泊は集客のないときにテレワーク施設としても活用できるので、マンスリーマンションとしての貸し出しを通して閑散期の稼働を安定化する成功事例が出てきています。

【まとめ】

沖縄での民泊ビジネスの魅力や可能性について、お話ししました。
沖縄が民泊運営を行うのに最適な場所であることや、コロナ禍の今だからこそ開業すべきであることなどが、おわかりいただけたかと思います。

沖縄の民泊経営に興味がある方は、沖縄での実績豊富な「オールステイ」に、お気軽にご相談ください。

オールステイは、民泊の開業準備から開業後のサポートまで、民泊運営のすべてをサポートする民泊代行サービスです。
実際に沖縄の民泊運営を5年間行った実績もあり、安心して運営をお任せいただけます。